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生活 |
イギリス人の侵略再び! |
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イギリス人は日本人に負けない「マイホーム好き」である。しかし、自分達のテイストに合わせて家を改装を重ね、インテリアにこだわることを考えると、もしかしたらイギリス人の家好きは日本人を上回るかもしれない。 それに日本人だったら、念願のマイホームを手にいれたら 、住みつづけ、2-30年でリハウスだか、リバブルだかで、新しくすることはあっても住所は変わらないのではないだろうか。 ところが彼らは狩猟民族、家へのこだわりはあっても、それは不特定多数の家であって、生まれ育ったや国には執着がない ような気がする。どこに骨を埋めるのかしらん・・・などと憂いることもないよう。私など、夫の国カナダか、イギリスか、はたまた日本かと思い巡らすこともあるというのに。特に去年で家族で 北イングランドを旅行したときのこと、夫の曾祖父母の墓を訪ねた。代々の墓が周りにあるわけでもなく、教会の庭にポツンとあったその墓を、親族と呼べる人が最後に参ったのは一体 何時なのだろう。夫の祖父は若くしてカナダに渡り、両親とも死に目にはあっていないそうだ。やっぱり私には理解しかねる・・・。 話が暗いほうにそれてしまった。 家好きイギリス人は、イギリスだけでは飽き足らず、最近は海外にまでその触手を伸ばし、マイホーム購入という平和的手段で各国を侵略?している。 アメリカ人たちがリタイアしたらフロリダに移住するように、天気の悪いイギリスの家を売ってしまって、 暖かい他のヨーロッパ諸国に移住する。EUというのはこんなところでも便利なのだ。例えばスペインなら家も物価もイギリスより安いから、余裕のシルバー生活ができるというものだ。 リタイア前に移住してしまう人もいる。日本人なら芸能人以外、海外転勤やワーキングホリデーでなければ、「じゃ、今度どこそこの国に引越します。」なんて聞いたことがないが、彼らはやってのけてしまう。 多くはイギリス人相手を対象にしたシャレー(ペンションのようなもの)を経営し、生計をたてるらしい。 だから、イギリスの曇り空に辟易し夏の太陽に恋焦がれる人たちは、フランスならニースやカンヌ、バンスなどのコートダジュール、ピーター・メイルの著作で火がついたプロバンス に行く。イタリアなら美味しいものの多いトスカニー、そして全てのコストが安くつくスペイン。 対してモンブランで名高いシャモニーや、スイスなら、夏は登山、冬はスキーと、年中町が寂れることがないので、安定した収入が見込める。 |
新聞の日曜版には、海外でのマイホームや別荘購入のハウツー記事がよく掲載される。 すっかり移住しなくても、バブルの続くイギリスでは、第二のマイホーム、すなわち別荘を海外に購入する人も増えている。別荘を持つのが夢という人もいるだろうが、投資目的もある。 イギリス人の海外侵略の 波はやみそうにないと、睨んでいるということだろう。マイホーム1のローンで大変なら、タイムシェアといって、友達何人かで購入するパターンもある。これなら自分達の使いたい日にちを合意し、残りの時間は誰かに貸してしまえば、ローンはカバーされる。旅行会社だって条件がよければ、喜んで借りてくれる。シーズン全部賄いつきのシャレーにしてしまえば、購入組予備軍のイギリス人達がぞくぞくとホリデーに訪れる。 こうしてイギリス人がマイホーム購入の対象とする国は、EUはもとより、エジプト 、南アフリカなど世界各国にまたがるといってもよい。旧植民地であればどこでもターゲット内・・・なのかもしれない。
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